【5分でわかる葛飾北斎】日本が誇る江戸の浮世絵師

アーティストの魅力

浮世絵師、葛飾北斎を知ろう

こんにちは、こすずです!

江戸時代で最も有名な浮世絵師、葛飾北斎といえば何を思い浮かべますか?

みか
みか

あの迫力ある大波の絵?

そう、北斎といえば「富嶽三十六景」で有名ですが、彼の作品はそれだけではありません。

今回は日本が誇る浮世絵師、葛飾北斎について分かりやすくまとめてみました!

このブログを読み終えたら、あなたは北斎のことをもっと理解しているでしょう♪

北斎の生い立ち

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幼少期と家庭環境

葛飾北斎は、1760年に江戸の本所(現在でいう東京都墨田区)に生まれました。

本名は「川村時太郎」で、のちに「川村鉄蔵」に改名しています。

父親は鏡磨き職人でしたが、6歳の頃から絵に強い関心があった北斎は家業を継がず、絵師の道を目指していきます。

浮世絵師としての出発

19歳の時、北斎は浮世絵師の勝川春章の門下に入りました。

師匠からその実力を高く認められた北斎は挿絵や錦絵など様々な絵画を経験し、独自の技術を高めていきました。

北斎はなんと生涯に30回ほど名前を変え、新しい技法やテーマに挑戦し続けました。

「俵屋宗理」や「戴斗」など、様々な名前を名乗った時期があります。

葛飾北斎の代表作

「富嶽三十六景」

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北斎の代表作の一つ、「富嶽三十六景」は、江戸時代の日本を代表する風景画シリーズです。

特に有名なのが「神奈川沖浪裏」で、躍動感ある巨大な波と小さな船、そして遠くに見える富士山が描かれています。

大胆な構図と力強い波の描写が特徴で、現代でもなお、多くの人々を魅了しています。

「諸国滝廻り」

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もう一つの代表作、「諸国滝廻り」シリーズでは、日本各地の滝が描かれています。

例えば、「木曽路之山中」では、迫力ある滝とそれを取り巻く自然が丁寧に描写されています。

また、「下野黒髪山きりふりの滝」では、水の動きや岩肌の質感が巧みに表現されています。

こすず
こすず

北斎の絵には水が描かれることが多いですね!

どの作品も、北斎の自然観察の鋭さと描写力を教えてくれます。

北斎の作品をたのしむ

すみだ北斎美術館

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東京都墨田区にある「すみだ北斎美術館」は、北斎の生涯や作品などを詳しく紹介しています。

ここでは彼の代表作をはじめ、あまり知られていない作品や「北斎のアトリエ」の再現模型、彼が手がけた本の挿絵など様々な展示が行われています。

車いす・ベビーカーを無料で貸出していたり、大人から子どもまで楽しめるワークショップなども開催され、どの世代でも楽しむことができます。

施設概要

  • 営業時間:9:30~17:30(最終入館は17:00)
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
  • 住所:東京都墨田区亀沢2丁目7番2号
  • アクセス:都営地下鉄大江戸線「両国駅」から徒歩9分、JR中央・総武線「両国駅」から徒歩10分
  • 公式サイト:https://hokusai-museum.jp/

海外の展示

北斎の作品は、日本だけでなく、海外の美術館でも展示されています。

アメリカ・ニューヨークにある世界最大級の美術館、メトロポリタン美術館では、北斎の浮世絵が常設展示されています。

また、フランス・パリなど世界各地の美術館で企画展が開催され、多くの来場者が訪れました。

たろう
たろう

海外では、「神奈川沖浪裏」は「the Grate Wave」という名で知られているんだそう。

北斎の作品は、国境を越えて多くの人々に感動を与えています。

娘・応為との絆

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父娘の歩み

北斎には、才能あふれる娘・葛飾応為(かつしか おうい)がいました。

北斎の三女である応為もまた優れた浮世絵師で、北斎の制作助手を務めるなどして父親の影響を受けつつ、自身のスタイルを築いていきました。

特に、美人画が得意で北斎にもその才能が認められていました。

北斎は「美人画にかけては応為には敵わない。彼女は妙々と描き、よく画法に適っている」と語ったと伝えられている[5]。

Wikipedia より引用

北斎の彩色を担当したり美人画を代作したとされており、父娘で絵画に取り組んでいた姿を感じることができます。

応為と北斎

応為は北斎のアシスタントとして多くの作品に関わり、内面も父親に似ている面が多いとしばしば記されています。

北斎と違う点といえば、お酒や煙草を嗜んでいたということくらいでしょうか。

残念ながら、現存する応為の作品は十数点しかありませんが、北斎の作品の中に彼女の作品や共作があると明らかにされています。

北斎の著作権は?

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北斎の著作権はとっくに切れている

葛飾北斎の著作権は既に消滅しています。

2024年現在、著作権は作者の死後70年保護されます。

北斎は1849年に90歳で亡くなっているため、著作権保護期間はとっくに過ぎています。

そのため、北斎の作品は、現在パブリックドメイン(公有)に属しており、自由に利用できます。

北斎の芸術を身近に楽しもう

葛飾北斎のセンス溢れる芸術作品は、様々な形で取り扱われています。

例えば、ポスターやTシャツ、スマホケースなど本当にたくさんの商品が販売されていますが、個人的におすすめできる商品を3つピックアップしました!

葛飾北斎×アートブック

すみだ北斎美術館初のオフィシャルブック。

北斎の生い立ちから晩年の作品まで、彼の魅力を網羅できるおすすめの一冊です。

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葛飾北斎×湯呑み

北斎の作品は、特に和製食器との相性がとても素晴らしいです。

身近な人やお世話になった人に贈ったら、喜ばれそうです♪

葛飾北斎×壁掛けアート

やっぱり絵画として飾りたいという方にはこちら。

和室などのお部屋はもちろん、お店などにも一枚あるだけで空間が上品になります。

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葛飾北斎についてご紹介しました

おわりに

いかがでしたか?

日本が誇る浮世絵師、葛飾北斎のことを少しでも深く知っていただけたら嬉しいです♪

ここで耳よりな情報が!

2024年8月31日(土)より、あの一番くじに「葛飾北斎」シリーズが登場するそうです!

公式サイト:一番くじ 葛飾北斎

まだ詳細は明かされていませんが、北斎の作品がフィギュアとして楽しめるみたいです♪

けいた
けいた

想像つかないけどワクワクする~!

これからも、アート・芸術にまつわる様々なアーティストの魅力をご紹介していきます。

それでは、次回の投稿もお楽しみに!

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