後期印象派の巨匠・ゴッホってどんな人?
こんにちは、日本で一番”敷居の低いアートマガジン”、アートの小道です。
今回のテーマは、みんな大好き「ゴッホ」!
絵画の世界でも特に人気・知名度が高く、教科書などで1度は作品を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
後期印象派を代表する巨匠、ゴッホの作品の魅力やその生涯についてわかりやすく解説していきます!
ゴッホと後期印象派

ゴッホ 自画像(1886-87年)
後期印象派って何?
「後期印象派」というのは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、印象派のスタイルを発展させた芸術運動を指します。
この時期の画家たちは、色彩や光の効果をより強調し、絵のテーマとなる主題やカタチの描写よりも感情や印象を描くことを重視しました。
彼らの作品は、自然や風景を描くだけでなく、色や筆のタッチを大切にしながら視覚的な印象を感じさせてくれます。
後期印象派の作品は、その独創的な表現力が多くの人の心をつかみ、今なおたくさんの人々に親しまれ続けています。
ゴッホの生涯と作品

タンギー爺さん(1887年)
ゴッホの本名は、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(Vincent van Gogh)。
国や翻訳によってはフィンセント・ファン・ゴッホと呼ばれることも。
彼は1853年にオランダで生まれました。
実は彼の生涯は、貧困や精神的な苦悩との闘いに満ちていました。
ゴッホは絵を描くことで自己表現を追求し、独特の筆致と色彩を持つ作品を生み出していきました。
彼の作品は当時は理解されず、評価されなかったものの、現代では世界的に有名な芸術家の一人として称賛されています。
彼の作品は感情を強く込めたような力強いタッチが特徴的で、色彩が鮮やかで個性的です。
有名な「ひまわり」に代表されるように、彩度の高い絵の具を使って、ダイナミックなタッチで描く技法が彼の持ち味です。
ゴッホの代表作
「星月夜」(1889年)

星月夜(1889年)│油彩
1889年に制作されたゴッホの「星月夜」。
鮮やかな星空や静かな村の風景が描かれた、とっても有名な絵画です。
青色の空には、大きく明るい星が輝き、月が光を放ちます。
村や木々は暗い影に包まれていて、空とのコントラストが際立っています。
ゴッホ特有の太い筆致で描かれた夜空は、不思議なエネルギーのような力を感じる作品です。
アメリカにあるニューヨーク近代美術館に所蔵されています。
「ひまわり」(1888年)

ひまわり(1888年)│油彩
ゴッホの「ひまわり」シリーズは、花瓶に生けられたひまわりの花を描いた絵画です。
この「ひまわり」シリーズ、似た構図の作品が7つ制作されていて、その中の6点が現存しています。
残りの1点はどうなったのかというと、日本の実業家・山本 顧彌太が所有していましたが、兵庫県芦屋市の自宅に飾られていたところ、阪神大空襲を受けて焼失してしまいました。

ちなみに、写真の作品はオランダにあるファン・ゴッホ美術館に所蔵されているものです!
花びらの黄色や緑の葉が、キャンバスいっぱいに広がり、見る人が明るい気持ちになるような作品です。
ゴッホは厚い塗り重ねと特徴的な筆致を使い、花の立体感や質感を表現しています。
「麦畑」

「穀物を束ねる農民の女性」(ミレーの模倣)
ゴッホの「麦畑」シリーズは、田園風景を描いた作品郡です。
絵の中心には、黄金色に輝く麦畑が広がり、風に揺れる麦の穂が生命力を感じさせます。
遠くには青い山々や空が広がり、自然の壮大さと美しさが感じられます。
彼の「麦畑」シリーズは、自然の力強さや営みを描いた、とても表現豊かな作品です。
ゴッホの技法と魅力
色彩と筆致の特徴
ゴッホの絵画にはとても特徴があります!
彼は明るい色と暗い色の対比を効果的につかい、絵画にエネルギーを与えました。
また、筆致は非常にインパクトがあり、太い筆やパレットナイフを使って厚い塗り重ねを行っています。
そうすることで、絵の表面に立体感と質感を与え、観る人の感情に強く訴えかけるような独創的な絵を描きました。
ゴッホの魅力をご紹介しました
いかがでしたか?
今回は、ゴッホの絵画のジャンルや生い立ち、有名な作品について、分かりやすくご紹介しました!
アートについてさらに理解を深めて、これからもゴッホの作品を楽しんでみてください!
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