ルネ・マグリットの魅力をご紹介!
こんにちは、こすずです。
今日のテーマは、シュルレアリスムの巨匠「ルネ・マグリット」!
- 「名前は聞いたことはあるけど、よく知らない…」
- 「そもそもシュルレアリスムって何?」
- 「作品は知ってるけどもっと詳しく調べたい」
そんな方々へ向けて、マグリットの作品の魅力やどんなジャンルの絵画なのかなど、5分でわかる簡単な内容にまとめました。
ぜひ、彼の作品やジャンルの魅力を知り、アートの楽しみ方の幅を広げてください♪
ルネ・マグリットの基本情報
ルネ・マグリット(1898年~1967年)はベルギー生まれの画家で、主にシュルレアリスム(超現実主義)というジャンルで活躍しました。
本名は、ルネ・フランソワ・ギスラン・マグリット。
ハリー・ポッターに出てきそうな名前!
「シュルレアリスム」とは、現実では起こりえないような不思議な世界を描く芸術スタイルのことをいいます。
マグリットは、そんなシュルレアリスムを体現する、見る人を驚かせるようなユーモラスで斬新な作品をたくさん生み出しています。
ルネ・マグリットの代表作
《イメージの裏切り(これはパイプではない)》
パイプの絵と、「これはパイプではない(Ceci n’est pas une pipe)」という文字が描かれた作品です。
この作品は「本物のパイプではなく、あくまでパイプの絵」という意味で、作品を観る人に対して「現実とは何か?」と問いかけているようだと言われています。
《大家族》
青空や雲が広がった模様の巨大な鳥が描かれていて、その背景には青空と対をなすようなどんよりと怪しげな空や海が描かれた作品。
なぜ「大家族」という題名をつけたのか、マグリット本人に聞いてみたくなるような、正直全然「大家族」を感じない作品です…!
現在は日本の宇都宮美術館に所蔵されていることでも知られています。
マグリットの作品を自分の目で観たい方はぜひ行ってみてください♪
⬇公式サイトを覗いてみる
宇都宮美術館
《人間の条件》
窓枠の絵の中に、窓の外の風景そのものが描かれている、なんとも不思議な作品。
「どこまでが現実で、どこからが絵なのか?」と混乱するような構成が特徴的です。
マグリットの絵は”シュルレアリスム”に属する画家の中でも、この作品のように空などを描いた清涼感のある作品が多い気がします。
マグリットの作品の魅力
独特の視点がおもしろい
- 日常の中にある非日常: 普段の風景や物をテーマにしつつ、独特の感性で新しい視点を提供。
- 自由な解釈ができる: 明確な正解がなく、見る人それぞれの想像力をかき立ててくれる。
マグリットの作品には、これこそ「シュルレアリスム」だな~と感心するような、不思議でその意図を探ってみたくなるような気持ちになる魅力があります!
ちょっとこわくて、既視感がある
「シュルレアリスム」の作品って、不思議で、少しこわいものも多いんですよね。
超現実世界を描いているワケで、「なんでそこに人の顔が…?」「なんで空からこんなものが…?」みたいな作品もあったり。
例にもれず、マグリットもそれに当てはまります。
彼ならではの特徴としては、空や丸い黒のハットを被った男性像など、多く登場するモチーフがあるところです。
マグリット美術館で作品を楽しめる
実物の絵の質感や、観る角度によっても作品の見え方は変わることがあるので、もしご旅行などで機会があれば、ぜひ行ってみてほしいスポットです♪
⬇公式サイトを覗いてみる
マグリット美術館:ベルギー王立美術館
ルネ・マグリットの魅力をご紹介しました!
ルネ・マグリットは、日常と非日常を混ぜ合わせた独特の世界観を持つ画家です。
彼の描く作品は、ただ眺めるだけでなく、見る人に新しい視点や考えるきっかけを与えてくれます♪
アートにまだ詳しくない初心者でも、グっと引き込まれる面白い作品がたくさんありますので、ぜひマグリットの世界に触れてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の投稿でお会いしましょう♪