入院中の暇潰しにはアートがおすすめ
こんにちは、日本でいちばん敷居の低いアートマガジン、アートの小道です。
いま出産や手術などでの絶賛入院生活中の方、これから入院予定のあなたへ。
数日〜数週間におよぶ長期入院の場合、休めていても何もすることがなかったり身体の自由がきかないと、とにかくストレスが溜まりますよね。
私は2人目を妊娠中のときに切迫早産になってしまい、心の準備もないまま4ヶ月の入院生活がスタート!
それはそれはもう退屈でストレスで時間が無限に感じて…頭がおかしくなりそうでした。

経験してみないと分からないような辛さですよね…。
そんなときに助けられたのが、「大人のぬり絵」などの無心になれるアイテム。
ただ夢中になっているだけで時計の針が進んでいくし、なんだか心が軽くなる“アートセラピー”の効果も◎
今回は、個人的に本当に役に立った入院生活の暇潰しのお供を、ご紹介させていただきます。
「入院生活のストレスを少しでも軽くしたい」「入院に対する不安を少しでも和らげたい」そんな方は、ぜひご参考にしてみてください✨
暇すぎる入院生活、心の不安やモヤモヤ…どうする?
長い入院期間中は「退屈」はもちろん、「不安」や「孤独」もつきもの。
スマホやテレビも飽きてくるし、面会も限られていると、気づけば気持ちが落ち込んでしまうこともありますよね。
そんなとき、何かに集中する時間があると心の支えになります。
特に“手を動かすこと”は、心を整える大きな力にもなるそう!
私はぬり絵や、外の景色をスケッチすることなどに没頭することで、この退屈でストレスMAXな時間をなんとか乗り切ることができました。
アートのセラピー効果に注目
「アートセラピー」は、専門家による心理療法のひとつですが、私たちが日常の生活に取り入れても、ちゃんと癒しの効果があることがわかっています。
色を塗ったり、模様を描いたりすることで、脳内のリラックスホルモン(セロトニン)が分泌されて、不安やストレスがやわらぐと言われています。
黙々と何かに没頭しているだけでも余計な心配事を考えなくてすむので、私にとっては心の拠り所になってくれました✨
やってよかった!入院中におすすめの没頭アイテム3選
大人向け「ぬり絵」シリーズ
「ぬり絵?つまんなそう…」って思った、そこのあなた!
ぬり絵は入院生活のベッドの上でいつでもできる神没頭アイテムです。
絵具みたいに汚れないし、ちょっと横になりながらでもできるし、ボケーっと何も考えずにできるので、余計な心配事も考えずにキレイな色塗りにひたすら没頭できます。

子供向けの単純なものと違い、大人でも楽しめるお洒落なデザインも多く、時間があっという間に過ぎます。
色鉛筆と一緒に、ベッド横に一冊は置いておきたいアイテムです📖
おりがみを極める
手を動かして集中してできる点で、「おりがみ」もオススメ!
作品をいろんなところに飾ったりもできるので、入院中の暇つぶしにはピッタリ。
すぐに飽きそう…かと思いきや、けっこう複雑で大人でも時間がかかるものも多く、意外と夢中になって楽しめちゃいます。
私は当時3歳の息子がいたので、子供が喜びそうな恐竜や動物のおりがみをたくさん折って、面会に来た旦那に渡してプレセントしてもらっていました。

子供も喜んでくれていて、次は何がもらえるのか楽しみにしてたみたいです♪
ハサミがなくても手で切れるし、汚れの心配もなし◎
体調がすぐれない日でもいつでもできてすぐに止められる点も良いところ。
最終兵器「任天堂 Switch」
「結局それかーい!」と言われそうですが、スイッチは本当に長くてつらい入院生活の救世主です。
私も最初は読書とかネトフリでやり過ごそうとしていましたが、飽きるし、ずーっと同じことを繰り返しているとなんだか疲れちゃうんですよね。
そこでもう我慢できなくて、病室でアマゾンを開いて購入しました、スイッチ!
「Switchって色々あるけどどれを選べばいいの?」という方には、
軽くてテレビの画面がなくてもできるNintendo Switch Liteがおすすめです!
私が選んだのは↓のターコイズですが、他にもイエローやピンクなど、色々なカラーから選べます◎
ソフトは好みがあると思いますが、個人的にはあまり深く考えずにゆったりとできて、飽きないものがものがいいと思います!
ストーリー系だと、簡単なものなら数日でクリアしてしまう場合もありますからね。
私のおすすめは、みんな大好き「あつまれ どうぶつの森」♪
ひたすら基地を作ったり、野菜を育てたり、キャラクターたちもかわいくて癒されるので全然飽きません。
長期間の入院で暇つぶしアイテムを探している人にはめちゃめちゃオススメです✨
動物たちと一緒に過ごしているような気分になるので、孤独感がちょっぴり軽くなるかも。
よくある不安:看護師さんに迷惑じゃない?
病室でアートなんてしていいの?と心配になりますよね。
病院ごとに決められたルールをしっかりと守っていれば自由に過ごしていいんですよ✨
一般的には、次のことに気をつければ大丈夫でしょう。
- 汚れやゴミが出ないものを選ぶ
- 匂いや音が出る道具は避ける
- 共有スペースではなく、自分のベッド周辺でできるもの
病室でハワイとか海外の風景の塗り絵を描いていたら、看護師さんが「私もこんなところ行ってみたい!」と声をかけてくれて、話が弾んで息抜きになったりもしましたよ♪
入院前に準備しておくといいグッズ一覧
- 本や漫画
- 折り紙、手芸用品など
- 色鉛筆(12~24色くらいが使いやすい)
- ぬり絵・スクラッチブックや日記帳
- ミニサイズの消しゴム・鉛筆削り
- ジップポーチやクリアファイル(道具をまとめる用)
- SwitchやiPad(ゲームや動画視聴用)
絵を描くのが好きな人、動画視聴など色々な用途に使いたい人向けにおすすめタブレットもご紹介しています↓
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まとめ:入院生活を前向きに過ごせますように
入院中、思うように動けないもどかしさや先の見えない不安に押しつぶされそうなときに、別のことに集中させてくれる何かがあると、心の支えになります。
ぜひ、入院生活のお供に、あなたがリラックスして楽しく取り組めることを見つけるきっかけにしていただけたら嬉しいです◎

太陽の光を浴びて深呼吸したり、外の空気を吸ってみたり、誰かとお喋りするだけでも息抜きになりますよ。
自分ひとりでじっと耐えて頑張りすぎず、こんなときこそ周りにたくさん甘えてくださいね。