こんにちは。アート関連情報専門サイト『アートの小道』です。
「イラスト用のタブレットがほしいけど、できるだけコストを抑えたい…」「絵を描くだけの機能でいいから安い機種が欲しい」
そんなあなたに、予算3万円以内で買える、絵を描けるタブレットを厳選しました。
絵を描くタブレットを安く買いたいとき、最初に決めるのは「板タブ・液タブ・Androidタブのどれか」です。板タブは手元で描いて画面で確認し、液タブは画面に直接描きます。AndroidタブはPCなしで単体で使える代わりに、動画や学習との兼用が前提の機種です。
この記事で比べるのは、板タブのXPPen Deco 01 V2とOne by Wacom、Wacom Intuos Medium、液タブのHUION Kamvas 12 豪華版、そして単体で使えるAndroidタブのDOOGEE U10の5機種です。
ペンが付属するか、PC接続が必要かも機種ごとに違うので、その点もあわせて確認していきます。あわせて、絵を描く用途には向きませんが動画・学習用として優秀なAndroidタブレット1機種を、最後に「番外編」として紹介します。
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【3万円以内】イラスト・デザインにおすすめタブレット5選
※価格は2026年10月29日時点の確認価格です。セール等で変動するため、最新の価格は各販売ページでご確認ください。
XPPen Deco 01 V2(板タブ)
XPPen Deco 01 V2の特長
価格:約6,000円前後|筆圧8192レベル|PC・Android対応
XPPen Deco 01 V2は、液晶画面がないタイプの「板タブ」ですが、ペンの感度はプロ仕様のモデルに匹敵する8192レベル。
線の強弱をしっかり描けるので、初めてのデジタルイラストにも安心して使えます。
他製品と比べての特長は、Androidスマホにも接続できること。
パソコンがなくても、対応アプリさえあれば気軽に描き始めることができます。
液タブのように画面に直接描くわけではないので、目線は画面、手元はタブレットという描き方に慣れる必要はありますが、慣れればなんてことありません。
アート専門ライターこみち板タブは姿勢を保ちやすいので、長時間のデスクワークなどの作業にも向いています!
他社製品と比べると価格がかなり安く、「とりあえず試してみたい」人にはぴったりの入門機です。
XPPen Deco 01 V2が向いている人
- 初めて板タブを使うけど、なるべく安く始めたい
- スマホとつないで手軽にお絵かきをしてみたい
- 机が狭いのでコンパクトに描ける環境がほしい
One by Wacom Medium
One by Wacom Mediumの特長
価格:約6,600〜8,800円|筆圧2048レベル|PC・Chromebook対応
ペンタブレットの定番「ワコム」から発売されているOne by Wacom Medium。
デジタルイラスト初心者でも使いやすい、シンプルで無駄のないデザインで人気の製品です。
筆圧感知レベルは2048と近年のモデルとしてはやや控えめですが、実際の描き心地はなめらかで、線の強弱も自然に表現できます。
「アナログの鉛筆に近い描き心地」と感じるユーザーも多く、Wacomならではの安定感があります。
この製品の嬉しいポイントは、Windows/Macに加え、Chromebookにも対応していること!
スペックよりも安定感や描き味を重視したい人におすすめの1台です。
One by Wacom Mediumが向いている人
- 描き心地が安定した板タブがほしい
- パソコン操作が苦手なので、できるだけシンプルなモデルを探している
- Chromebookを使っていて対応製品が限られている
Wacom Intuos Medium(板タブ)
Wacom Intuos Mediumの特長
価格:約11,000〜12,000円台|筆圧4096レベル|PC・Chromebook・Android対応
One by Wacomの上位にあたる、ワコムのエントリーモデル「Wacom Intuos Medium(CTL-6100/K0)」です。
同じMediumサイズでも、筆圧感知はOne by Wacomの2048レベルから4096レベルへと2倍になっています。線の入り抜きや濃淡の表現を、もう少し細かくコントロールしたい人向けの1台です。
付属ペンは「Wacom Pen 4K」で、充電のいらないバッテリーレスタイプ。ペンの中に替え芯3本が収納されているので、芯の置き場所に困ることもありません。
本体にはカスタマイズできるエクスプレスキーが4つあり、よく使うショートカットを割り当てられます。接続はUSBケーブルでの有線接続で、対応環境はWindows/Macに加えてChromebook、Androidスマホ・タブレット(OTG対応機種)までと幅広めです。
読取範囲は216×135mmと、机の上で無理なく腕を動かせるサイズ。「One by Wacomと迷ったら、筆圧とショートカットキーの分だけこちら」という位置づけのモデルです。
Wacom Intuos Mediumが向いている人
- One by Wacomより筆圧の細かいモデルがほしい
- ショートカットキーを割り当てて作業を効率化したい
- 長く使う前提で、定番メーカーの入門機を選びたい
HUION Kamvas 12 豪華版(液晶ペンタブ)
HUION Kamvas 12 豪華版の特長
価格:約29,999円(セール時は約23,999円の実績あり)|フルHD解像度11.6インチ液晶|8192レベル筆圧対応
画面に直接描ける液タブを3万円以内で選ぶなら、現行モデルではHUION Kamvas 12 豪華版が候補になります。
ディスプレイは11.6インチのフルHD(1920×1080)IPS液晶で、色域はsRGBカバー率120%。ガラスと液晶を密着させる「フルラミネーション」仕様のため、ペン先と実際に描かれる線の位置ズレ(視差)が小さく抑えられています。表面はアンチグレア加工で、映り込みも控えめです。
付属ペン「PW517」は充電不要タイプで、筆圧8192レベル・傾き検知±60°に対応。ショートカットキーは8つ搭載しています。
接続はUSB-Cケーブル1本(接続先が対応している場合)か、HDMIとUSBを使う3-in-1ケーブルで、対応OSはWindows/Mac/Android/Linuxです。豪華版には専用スタンドとUSB-Cケーブルが付属するので、スタンドを別途買い足す必要がありません。
本体は735gと軽量で、13.3インチ級より一回り小さい分、机の狭い環境や持ち運びにも向いています。「液タブがほしいけど予算は3万円まで」という条件に、現行価格で収まる数少ない液タブです。
HUION Kamvas 12 豪華版が向いている人
- 3万円以内で買える液タブを探している
- 画面に直接描く感覚でイラストを描きたい
- 机が狭いのでコンパクトな液タブがほしい
- スタンドなどの付属品がそろったセットで始めたい
※以前この記事で紹介していたHUION Kamvas 13は、価格が35,000円台まで上がり「3万円以内」の条件から外れたため、今回の改訂で対象外としました。同シリーズで予算内に収まる現行モデルとして、上記のKamvas 12 豪華版を掲載しています。
DOOGEE U10(Androidタブレット)
DOOGEE U10の特長
価格:約11,900円前後(本体のみ・ペン別売)|Android 13搭載|Widevine L1対応タブレット
※お絵描き用途で使う場合の注意点:U10の本体にペンは付属していません。純正タッチペンは別売で、筆圧は1,024段階、描くときに手のひらを画面に置ける「パームリジェクション」には非対応です。そのため、線の強弱を活かした本格的なイラスト制作というより、落書きやメモ、学習アプリでの手書きに向いた1台と考えてください。
「価格を抑えながらも、動画も学習もそれなりに楽しみたい!」という要望に応えてくれるのが、DOOGEE(ドゥージー)のU10タブレット。
格安モデルながら、Android 13を搭載していて、動作も比較的スムーズ。日常使いに支障が出るようなもたつきはほとんど感じません。
注目したいのは、Widevine L1に対応している点。
この規格に対応していることで、NetflixやAmazon Prime Videoなどの動画コンテンツをHD画質で楽しめるのが嬉しいポイントです!画面サイズは10.1インチと大きめで、YouTubeや電子書籍も見やすく、ちょっとした作業にも活用できます。
また、キッズモードも搭載されているので、家族で共有したい人にもぴったり。
充電端子はUSB-Cで、バッテリー持ちもまずまず。サブ機としてだけでなく、子どもの学習タブレットとしても使いやすい印象です。
重いゲームや多重タスクには限界がありますが、ちょうどいい性能と価格のバランスを重視する人には検討の価値アリです。
DOOGEE U10が向いている人
- お手頃価格で動画も学習にも使いたい
- キッズモード付きで家族兼用使えるものがいい
- Netflixやアマプラをキレイな画質で観たい
- iPadや高級Androidタブのサブ機として使いたい
番外編|絵を描く用途には不向き。動画・学習がメインならこの1台
BMAX I10 Plus
ここからは番外編です。BMAX I10 Plusは、この記事のテーマである「絵を描くタブレット」としてはおすすめしません。理由は、ペンの筆圧感知に対応していないためです。用意されているペンは画面に触れて操作するための汎用タッチペンで、線の太さや濃淡を筆圧で変えることができません。
一方で、動画視聴や学習用としては価格と性能のバランスが良いモデルです。「描くのは別の機種に任せて、観る・学ぶための安いタブレットがほしい」という人向けに、番外編として紹介します。
BMAX I10 Plusの特長
価格:約9,999〜12,999円|10.1インチIPSディスプレイ|Android 15搭載(現行販売モデル)
ミドルクラスのタブレットとして注目されているモデルです。
処理性能は先ほどご紹介したDOOGEE U10より一歩上で、動画視聴やSNSはもちろん、軽めのゲームアプリも問題なく動作します。
RAMは8GB、ストレージも128GBと、同価格帯のタブレットにしては余裕のあるスペック。外部ストレージにも対応しているので、動画や写真をたくさん保存したい人でも安心です!
画面は10.1インチのIPSパネルで発色も良好。フルHD相当の解像度で、映画やYouTubeをキレイな画質で楽しめます。
Widevine L1にも対応しているため、Prime VideoやNetflixなどのHD再生もOK。カメラの性能は標準的ですが、Web会議やオンライン授業などの用途には十分。
サブ機というより「メインとして使える格安タブレット」といった印象です。
BMAX I10 Plusが向いている人
- 動画を高画質で見たいけど、価格は抑えたい
- 子どもの学習+親用にも、家族兼用で使いたい
- 動作が安定していて、大きめの画面の製品がいい
- メインで使える安いAndroidタブレットを探してる
個人的には、「このスペックで1万円前後〜」と驚きの一台。
格安タブレットはちょっと惜しい部分があるのも否めませんが、I10 Plusは全体のバランスがとても良く、ストレスなく動画やアプリを楽しめる性能を求める方には、十分満足できる一台だと思います。
安いタブレットを選ぶときの注意点


安いけど使いにくい製品には要注意
- ペンが付属していないモデルもある(別売に注意)
- 筆圧感知非対応のペンは繊細な表現に向かない
- Androidタブはアプリが限定される場合もある
- 液タブ・板タブはPC接続が必須(単体使用不可)
この記事で紹介する機種の中では、DOOGEE U10が「ペン別売」、番外編のBMAX I10 Plusが「筆圧感知なし」に当てはまります。お絵描きが主目的なら、この2点は必ずチェックしてください。
安さを優先しすぎると「描けるけど不便…」と感じることも。
購入前に「ペンは付属?」「PCは必要?」などを確認しましょう。
「描き心地」を左右する3つのポイント
画面の「視差」と「表面の質感」
安い液タブだと、ペン先と実際に線が描画される位置に微妙な隙間(視差)があることも。
また、画面がツルツルすぎるとペンが滑って制御しにくいんです。
紙に近い描き心地の「ペーパーライクフィルム」を貼る予算も、あらかじめ予算に組み込んでおくと安心ですよ。
「RAM(メモリ)」は最低でも4GB以上
安価なAndroidタブレットだとメモリが2GB〜3GBのものが多いですが、これだとレイヤーを重ねた瞬間に動作がカクついたり、アプリが落ちたりします。
乾く前の絵の具を触ってしまった時の、「あぁっ!」というストレスを防ぐためにも、スペック表のメモリ欄は要チェックです。
色の再現性(色域)も意外と大事
「タブレットで見ると綺麗なのに、スマホで見ると色がくすんでる…」というのはよくある話。
特に安価なモデルは色の正確さが控えめなことが多いので、こだわりたいなら「sRGB 100%」などの表記があるものを選ぶと、自分のイメージ通りの色彩を表現しやすくなります。
iPadなどの高機能モデルと安いタブレットの違いは?
| 項目 | 安いタブレット | iPad(第9世代など) |
|---|---|---|
| 価格 | 1万〜3万円 | 約5万円〜 |
| 対応アプリ | やや限定的(ibisPaintなど) | Procreateなど高機能が豊富 |
| 描き心地 | 製品による(安ペンは遅延あり) | Apple Pencilで滑らか |
| 初心者向け | ◎ | ○ |
- とにかくコスト重視なら安い「Android」タブ。
- 「将来的に本格的に描きたいなら「iPad」がおすすめです。
まとめ|まずは予算内で1台始めてみよう


今回紹介した5機種は、すべて3万円以内(2026年10月時点)で購入できる製品です。板タブなら価格の安いXPPen Deco 01 V2、描き味と筆圧で選ぶならOne by WacomやWacom Intuos Medium、画面に直接描きたいならHUION Kamvas 12 豪華版、PCなしで単体で使いたいならDOOGEE U10と、タイプごとに候補を絞れます。
番外編で紹介したBMAX I10 Plusは、お絵描き用ではなく動画・学習用として検討してみてください。
「絵を描いてみたいな」と思ったら、まずははじめの1歩が大切。きっとこれからの新しい趣味やスキルに繋がります!
今回の記事があなたのお役に立てたなら幸いです。
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