こんにちは。アートの楽しみ方が広がる専門情報サイト『アートの小道』です。
「絵を描くタブレットがほしいけど、できれば安く抑えたい…」
そんなあなたに、予算3万円以内で買える、絵を描けるタブレットを厳選しました。
私も仕事や子育ての合間にデザインを制作することがありますが、最近は安いタブレットでも性能が高く、十分楽しく描けると実感しています。
今回は、ペンタブ・液タブ・格安タブレットを含めた「価格を抑えてしっかり描ける5選」をご紹介します。
実際に周りで使用している方の声や、他機種との違いもわかりやすくお伝えしますので、ぜひご参考にしてみてください♪
3万円以内で絵が描ける!おすすめタブレット5選
① XPPen Decoシリーズ(板タブ)
XPPen Decoシリーズの特長
価格:約7,000〜13,000円台|筆圧8192レベル|PC・Android対応
XPPen Decoシリーズは、液晶画面がないタイプの「板タブ」ですが、ペンの感度はプロ仕様のモデルに匹敵する8192レベル。
線の強弱をしっかり描けるので、初めてのデジタルイラストにも安心して使えます。
他製品と比べての特長は、Androidスマホにも接続できること。
パソコンがなくても、対応アプリさえあれば気軽に描き始めることができます◎
液タブのように画面に直接描くわけではないので、目線は画面、手元はタブレットという描き方に慣れる必要はありますが、慣れればなんてことありません◎

他社製品と比べると価格がかなり安く、「とりあえず試してみたい」人にはぴったりの入門機です。
XPPen Decoシリーズがおすすめな人
- はじめて板タブを使うけど、なるべく安く始めたい
- スマホとつないで手軽にお絵かきをしてみたい
- 机が狭いのでコンパクトに描ける環境がほしい
② One by Wacom Medium


One by Wacom Mediumの特長
価格:約8,000〜10,000円台|筆圧2048レベル|PC・Chromebook対応
ペンタブレットの定番「ワコム」から蓮倍されているOne by Wacom Medium。
デジタルイラスト初心者でも使いやすい、シンプルで無駄のないデザインで人気の製品です。
筆圧感知レベルは2048と近年のモデルとしてはやや控えめですが、実際の描き心地はなめらかで、線の強弱も自然に表現できます。
「アナログの鉛筆に近い描き心地」と感じるユーザーも多く、Wacomならではの安定感があります。
この製品の嬉しいポイントは、Windows/Macに加え、Chromebookにも対応していること!
スペックよりも安定感や描き味を重視したい人におすすめの1台です◎
One by Wacom Mediumがおすすめな人
- 描き心地が安定した板タブがほしい
- パソコン操作が苦手なので、できるだけシンプルなモデルを探している
- Chromebookを使っていて対応製品が限られている
③ DOOGEE U10(Androidタブレット)


DOOGEE U10の特長
価格:約12,000〜15,000円台|Android 13搭載|Widevine L1対応タブレット
「価格を抑えながらも、動画も学習もそれなりに楽しみたい!」という要望に応えてくれるのが、DOOGEE(ドゥージー)のU10タブレット。
格安モデルながら、Android 13を搭載していて、動作も比較的スムーズ。
日常使いに支障が出るようなもたつきはほとんど感じません◎
注目したいのは、Widevine L1に対応している点。
この規格に対応していることで、NetflixやAmazon Prime Videoなどの動画コンテンツをHD画質で楽しめるのが嬉しいポイントです!
画面サイズは10.1インチと大きめで、YouTubeや電子書籍も見やすく、ちょっとした作業にも活用できます。
キッズモードも搭載されているので、家族で共有したい人にもぴったり。
充電端子はUSB-Cで、バッテリー持ちもまずまず。
サブ機としてだけでなく、子どもの学習タブレットとしても使いやすい印象です。
重いゲームや多重タスクには限界がありますが、ちょうどいい性能と価格のバランスを重視する人には検討の価値アリです◎
DOOGEE U10がおすすめな人
- お手頃価格で動画も学習もカバーできるタブレットがほしい
- キッズモード付きで家族みんなで使えるものを探している
- NetflixやAmazon Prime Videoをキレイな画質で観たい
- iPadや高級Androidタブのサブ機として使いたい
-
④ BMAX I10 Plus


BMAX I10 Plusの特長
価格:約16,000〜20,000円台|10.1インチIPSディスプレイ|UNISOC T606搭載&Android 13対応
ミドルクラスのタブレットとして注目されているモデルで、UNISOC T606プロセッサを採用。
処理性能は先ほどご紹介したDOOGEE U10より一歩上で、動画視聴やSNSはもちろん、軽めのゲームアプリも問題なく動作します。
RAMは8GB、ストレージも128GBと、同価格帯のタブレットにしては余裕のあるスペック。
外部ストレージにも対応しているので、動画や写真をたくさん保存したい人でも安心です!
画面は10.1インチのIPSパネルで発色も良好。
フルHD相当の解像度で、映画やYouTubeをキレイな画質で楽しめます。
Widevine L1にも対応しているため、Prime VideoやNetflixなどのHD再生もOK◎
カメラの性能は標準的ですが、Web会議やオンライン授業などの用途には十分。
サブ機というより「メインとして使える格安タブレット」といった印象です。
BMAX I10 Plusがおすすめな人
- 動画を高画質で見たいけど、iPadほどの価格は出せない
- 子どもの学習+親の調べものなど、家族兼用で使いたい
- 動作が安定していて、そこそこ大きめの画面の製品がいい
- メインとして使える安いAndroidタブレットを探している
個人的には、「このスペックで2万円以下?」と正直驚いた一台。
格安タブレットはちょっと惜しい部分があるのも否めませんが、I10 Plusは全体のバランスがとても良いです。
ストレスなく動画やアプリを楽しめる性能を求める方には、十分満足できる一台だと思います◎
⑤ HUION Kamvas13(液晶ペンタブ)
HUION Kamvas 13の特長
価格:約25,000〜35,000円台|フルHD解像度13.3インチ液晶|8192レベル筆圧対応
手描きに近い感覚で使いたい人には、HUION Kamvas 13(カムバス13)がおすすめです。
このモデルは液晶ペンタブレット(液タブ)に分類され、板タブとは違い、直接画面に描き込めるのが一番の特長。
13.3インチのフルHDディスプレイは発色も良く、視野角も広めで、長時間の作業でも目が疲れにくい印象です。
筆圧レベルは8192段階とプロ仕様レベルで、傾き検知にも対応。
アナログに近い繊細な表現が可能で、特に厚塗りや線画にこだわるイラスト制作にも向いています。
接続はUSB-Cもしくは3-in-1ケーブルで、Windows/Mac/Androidにも対応。
Chromebookは非対応なので注意が必要ですが、スマホと繋いでサブモニター風に使うことが可能です◎
8つのカスタマイズできるエクスプレスキーを搭載していて、ショートカット操作も効率的。
描画アプリとの相性も良く、クリスタ・Photoshop・Clip Studio Paintなど主要ソフトに対応しています。
HUION Kamvas 13はこんな人におすすめ!
-
板タブではなく、画面に直接描ける液タブを試してみたい
- 筆圧や描き心地にこだわりたい中級者〜上級者
-
お絵描きに集中できる大きめ画面のモデルを探している
-
2万円台〜で買える液タブの中でもコスパを重視したい
液タブがここまで安くて大丈夫?と最初は疑うかもしれませんが、描画の追従性や線の滑らかさは本当に優秀。
Wacom製品と比べると若干ソフトウェアのクセがありますが、設定を調整すれば本格的な制作にも十分挑戦できるクオリティです。
安いタブレットを選ぶときの注意点
- ペンが付属していないモデルもある(別売に注意)
- 筆圧感知非対応のペンは繊細な表現に向かない
- Androidタブはアプリが限定される場合もある
- 液タブ・板タブはPC接続が必須(単体使用不可)
安さを優先しすぎると「描けるけど不便…」と感じることも。
購入前に「ペンは付属?」「PCは必要?」などを確認しましょう。
iPadなどの高機能モデルと安いタブレットの違いは?
項目 | 安いタブレット | iPad(第9世代など) |
---|---|---|
価格 | 1万〜3万円 | 約5万円〜 |
対応アプリ | やや限定的(ibisPaintなど) | Procreateなど高機能が豊富 |
描き心地 | 製品による(安ペンは遅延あり) | Apple Pencilで滑らか |
初心者向け | ◎ | ○ |
「とにかくコスト重視なら安いAndroidタブ」
「将来的に本格的に描きたいならiPad」がおすすめです。
🎯 まとめ|まずは予算内で1台始めてみよう
今回紹介したタブレットは、全て3万円以内で購入できて、実際に購入した人の評価が高い製品ばかり。
「絵を描いてみたいな」と思ったら、まずははじめの1歩が大切✨
きっとこれからの新しい趣味やスキルに繋がります!
今回の記事があなたのお役に立てたなら幸いです。
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