こんにちは。アートの楽しみ方が広がる専門情報サイト『アートの小道』です。
近年、中国を筆頭としたアジアを中心に人気が急拡大している「アートトイ」。
今回は芸術・アート好きやホビー愛好家の間でも注目を集めている「アートトイ」の世界をご紹介します。
ポップで芸術性の高いデザインやコレクションの楽しさが、多くの人から人気を集めています。
アート専門ライターこみちこの記事では、アートトイの基本的な知識や購入方法、人気のおすすめブランドなどをご紹介します!
\安心・安全の公式ライセンス専門店/
\ホビーグッズを探すなら/
アートトイとは?


「アート×ホビー」コレクターに人気のジャンル
アートトイとは、アーティストやデザイナーが手がけたフィギュアやおもちゃを指します。
実用性よりもアート性やデザイン性が重視されていて、観賞用として楽しむのが一般的です。
「デザイナーズトイ」とも呼ばれ、素材はプラスチック・レジン・木などさまざまで、限定生産やコラボ作品が多いことから、コレクターの間では特に人気があります。
中国を筆頭にアジアで人気拡大中!
近年では、若い世代を中心にアートトイの人気が急上昇中で、特に中国ではすでに大規模なマーケットが形成されています。
現地の若者たちは、SNS映えや個性を表現するアイテムとしてアートトイを楽しんでいて、これから益々発展が予想されるその市場規模は世界的にも注目されています。
2020年7月には、中国発・世界をけん引するポップトイメーカー・POP MART社が日本法人を設立したことを発表して話題になりました。
人気のアートトイブランドとアーティスト
KAWS(カウズ)
ニューヨークを拠点に活動するブライアン・ドネリー(通称:KAWS)は、ストリートカルチャーとハイアートの境界線を鮮やかに塗り替えた、現代を代表するアーティストの一人です。
目がバッテンの代表シリーズ「COMPANION」
KAWSの代名詞とも言えるのが、目が「×」印になったキャラクター「COMPANION(コンパニオン)」です。
ミッキーマウスを思わせるフォルムに、骸骨のような頭部とバッテンの目。
この造形は、既存のポップアイコンをあえて「書き換える(サブバート)」という、彼のグラフィティアーティストとしてのルーツから誕生したと言われています。



バッテンの目のキャラクターを「カウズ」と呼ぶ人も見かけますが、KAWSはアーティストで、あのキャラクターのシリーズは「COMPANION(コンパニオン)」です。ぜひ覚えておいてください。
ストリートから世界中に広がる作品
1990年代、夜の街でバス停の広告に勝手に「×」の目を描き込んでいた彼は、今や世界中の主要な美術館に作品が収蔵される非常に大きな存在となりました。
- 幅広いコラボレーション: DiorやLouis Vuittonといったハイブランドから、ユニクロ、セサミストリートまで、その活動の幅は驚くほど多岐にわたります。
- 巨大彫刻プロジェクト「KAWS:HOLIDAY」: 全長数十メートルにおよぶ巨大なCOMPANIONが、富士山の麓や香港のビクトリア・ハーバー、さらには宇宙空間(気球によるプロジェクト)にまで出現。場所の文脈を塗り替えるそのスケール感は、世界中のフォロワーを驚かせています。
KAWSはなぜコレクターを虜にするの?
KAWSの作品は、フィギュアなどのプロダクトから数億円で落札される大型キャンバス画まで、非常に多岐にわたってに展開されています。
「誰もが知るアイコン」をベースにしながら、色彩の配置や線の美しさは非常に緻密で、デザインとしての完成度が極めて高いのが特徴です。
ファッションやストリートに敏感な層から、投資価値を重視するアートコレクターまで、世代や国境を超えて幅広いな支持を集めています。
BE@RBRICK(ベアブリック)
ブロックのようなテディベアをモチーフにしたBE@RBRICKは、日本のホビーメーカー、メディコム・トイ社(MEDICOM TOY)が発売しているフィギアです。
2001年にティディベアの生誕100周年を記念したフィギアとして発売されたのがはじまりで、現在ではその種類は1万点を超えるとも言われています。
ブランドやアーティストとのコラボが豊富でなかなか手に入らない貴重なものも多く、いまなお世界的に大ヒットしているコレクションです。
シンプルな構造がヒットの秘密
BE@RBRICKの最大の特徴は、「デジタルなテディベア」というコンセプトに基づいて、全9箇所のパーツ以外には何も付け加えないというとっても潔いルールにあります。
形がすべて同じなので、全く異なるデザイン同士を並べても不思議と美しくまとまります。
自分だけの特別なコレクションが完成していく楽しさは、他のフィギュアでは味わえない大きな魅力です。
Funko Pop!(ファンコポップ)
世界で最も有名なフィギュアシリーズの一つ
アメリカのFunko社が手がける「Funko Pop!」は、映画、アニメ、音楽、スポーツなど、あらゆるポップカルチャーを独自のスタイルで立体化する人気のシリーズ。
映画やアニメ、ゲームの様々なキャラクターをデフォルメしていて、丸いぼてっとした目や3等身のフォルムがなんとも愛くるしいフィギュアです。
価格が手頃で種類もかなり豊富にあるため、比較的集めやすいコレクションとしても人気があります。
日本では知名度はそこまで高くないですが、アメリカや海外ではコレクターやファンが多いシリーズです。



「Funko Pop!」は、箱に入れたまま積み上げて飾れるようにパッケージがデザインされているので、本体を傷めずに長くコレクションしておけるという点も、コレクターに人気の理由のひとつです。
バリエーションの広さが段違い
Funko Pop!の凄さは、そのバリエーションの幅広さにあります。
- ジャンルレスな展開: マーベルやスター・ウォーズといった王道から、往年の名作映画、日本の最新アニメ、さらには実在のアーティストや政治家まで、その数は数千種類にのぼります!
- 「ここだけ」の限定版: 特定のイベントやショップでしか販売されない限定モデル(独占販売品)や、暗闇で光るタイプ、表面が起毛しているタイプなど、素材やギミックのバリエーションも豊富です。
ソフビ(Sofubi)
これはブランドというよりジャンルになりますが、日本から生まれたソフビフィギュアも大変人気があります。
ソフビとはソフトビニール人形の略称で、中身が空洞になっている人形のことを指します。



ウルトラ怪獣シリーズやゴジラなど、昭和のキャラクターが人気の火付け役と言われ、今や数えきれない種類のソフビが世界中のコレクターから愛されています。
その中にはアーティストやブランドの限定なども商品も含まれています。
これだけ数がある中でめったに手に入らないような希少価値の高い商品には、人形からは想像できないような高値で取引されているコレクションもあります。
アートトイはどこで買える?
専門のホビーショップ
国内に店舗を構えるホビーメーカーの有名どころは、冒頭に紹介した「POP MART」や「トイサピエンス」、「メディコム・トイプラス」など。
実店舗なら自分の目で見て、実際のサイズ感や質感が確かめられるので、初めて購入する場合にはおすすめです。
専門的なことは店員さんに話をきけるのも安心できるポイントですよね。
オンラインストア
ホビーメーカーの公式サイトやAmazon、楽天市場などでも手軽に購入することが可能です。
▼公式グッズ・公式ライセンス商品専門店
▼ホビー・グッズ専門サイト
特にメルカリやヤフオクなどでは、限定品やレアな中古品を探すこともできます。
中にはそこまで価値がないものが高額で販売されている場合もあるので、まずは口コミ(レビュー)をよく確認して、信頼できる出品者から購入することをおすすめします。![]()
![]()
イベント会場
展示会やアートフェスでは、限定アイテムが販売されることも多いです。
現地でしか手に入らない希少価値の高いアイテムをゲットできるチャンスですので、たくさんのアートトイを見てみたい方などは、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
初心者へのアドバイス
- 予算を設定する: コレクションするアイテムは無理のない価格帯に設定しましょう。
- 情報収集源を作ろう: SNSや専門サイトで最新情報をチェックし、トレンドや新作の情報をゲットしましょう。
アートトイの楽しみ方


ディスプレイを考えよう
アートトイは、インテリアとしても映えることが魅力です。
専用の棚を用意してみたり、LEDライトで照らしてみたり、テーマごとに配置を変えてみたりと、ディスプレイ方法を考えるだけでも楽しくなります♪
SNSでシェアして同じ趣味の仲間と交流してみよう
せっかくお気に入りのアートトイを手に入れたら、フィギュアやディスプレイの写真をSNSでシェアしてみるのもオススメです♪
自分のコレクションを他人にも見てもらえる機会にもなりますし、国内外の同じ趣味を持つ人々と交流も楽しむことができます。
InstagramやXなどには便利なハッシュタグ機能があるので、自分の興味のある投稿を見つけたり、新しいアイテムの情報をもらえたりとメリットがたくさんあります。
イベントや展示会への参加
「デザインフェスタ」や「アートトイフェア」など、国内外で大規模なイベントもたくさん開催されています。
イベントでは様々なメーカーやアーティストの新作や、そこだけでしか買えない限定アイテムも多く登場するので、気になるアイテムを探すのには絶好の場所です♪
実物を自分の目で確かめたり、アーティストやコレクターと直接交流できることも、イベントならではの楽しみです。
アートトイに関するよくある(Q&A)
- アートトイって何ですか?
-
アートトイ(Art Toy)は、アーティストがデザイン・監修したフィギュアや立体作品のことを指します。
一般的なおもちゃとは異なり、観賞用やインテリアとして人気があり、アート作品としてコレクションされることもあります。
素材はビニールやレジン、木材などさまざまです。
- アートトイとフィギュアの違いは何ですか?
-
フィギュアはアニメや映画など既存のキャラクターをモデルにした量産型が多いですが、アートトイはアーティストのオリジナルデザインが中心で、限定生産や一点物も多く、芸術作品として扱われることが特徴です。
- どんなブランドやアーティストが人気ですか?
-
世界的に有名なブランドには「KAWS(カウズ)」「BE@RBRICK(ベアブリック)」「POP MART(ポップマート)」などがあります。
日本では「村上隆」「長場雄」「山口歴」などのアーティスト作品も人気です。
- どこで買えますか?
-
日本では以下の場所で購入できます。
- 公式オンラインショップ(POP MART、MEDICOM TOYなど)
- 百貨店やポップアップショップ
- セレクトショップ(TOY’S KING、VINYLなど)
- オンラインショップ(楽天、Amazon、メルカリ)
- 海外通販(StockX、NTWRK、WeChat公式ショップなど)
※人気商品は抽選販売や即完売になることも多いです。
- 値段はいくらぐらいしますか?
-
小さなアートトイは2,000〜5,000円前後から、大きな作品や限定品になると数万円〜数十万円することもあります。
アーティストによってはプレミアがついて数百万円になることも。
- インテリアとして使える?
-
はい、アートトイはリビングや書斎、玄関など、様々なインテリアになります。
小型なら棚やデスクに、大型ならフロアに直接置くスタイルも人気です。
- 偽物やコピー品に注意した方がいい?
-
はい。人気ブランドや限定品は偽物も多く出回っているため、信頼できるショップや公式ストアでの購入がおすすめです。
正規品には証明書やシリアルナンバーが付いていることが多いです。
- メンテナンスは必要?
-
基本的にはホコリを払う程度の簡単な掃除でOKです。
ただし、直射日光や高温多湿の場所は変色や劣化の原因になるので避けましょう。
高価なものはケースに入れて保存すると安心です。
- アートトイは投資になる?
-
はい。一部のアートトイは希少性が高く、プレミアがつくことで価値が上がるケースもあります。
特に初回限定品や著名アーティストとのコラボ作品は中古市場で高値で取引されることも。
アートトイはこれからも発展していく!


アートトイは、今やコレクターのためのアイテムとしてだけでなく、現代アートの一部としても人気を確立しています。
中国市場を筆頭に、今後もアジア全体での需要拡大が見込まれているアートトイ市場。
新たなアーティストやブランドも次々と登場しています。
もしご興味を持ったら、お気に入りの一体を見つけて、アートトイのある生活をはじめてみてください。













